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2018.02.12 Mon

建国記念日を覚えて・虚構に基づく建国思想と愛国心

建国記念日を覚えて・虚構に基づく建国思想と愛国心

* 建国神話(日本神話)を基に、建国を祝う日として「建国記念の日」が定められた。(日本は建国の日が明確でないため)

* 2月11日は、日本神話の登場人物であり古事記や日本書紀で初代天皇とされる神武天皇の即位日が、日本書紀に紀元前660年1月1日 (旧暦)とあり、その即位月日を明治に入り新暦に換算した日付である。

* 1873年(明治6年)に、2月11日は、日本国の建国の日として「紀元節」と定められ祭日となり翌年から適用されたが、第二次世界大戦後の1948年(昭和23年)に占領軍 (GHQ)の意向で廃止された。(歴史教科書から天皇史観の基となる神武天皇などが削除された)

* その後、復活の動きが高まり、「建国記念の日」として、1966年(昭和41年)に国民の祝日となり翌年から適用された。(参考:主権回復の日)
  
* 人物について:イザナギの左目から生まれたアマテラスの孫、ニニギノミコトのひ孫にあたるカムヤマトイワレビコノミコト(神武天皇)が初代天皇とされる。特に2~9代は欠史8代と呼ばれ、大正期には記紀の史実性についての批判が強まる。

 文学批評の立場から分析した津田左右吉の見解「天皇統治の『正当性』を付与する意図をもって編纂された日本神話の一部」は、当時天皇史に対する冒とくとして有罪判決を受けたが、今日は妥当な理解とされている。

このような虚構の基に立つ愛国心はむなしく、また違う愛国のかたちを認めない非常に乱暴な思想になりかねない。クリスチャンはもちろんそのようなアイデンティティを抱くことはない。もし「クリスチャンには愛国心がない」と思われているのなら、それは誤解であって、正確には彼らとは異なるかたちの愛国心をちゃんと持っている。

クリスチャンには地上の国民としてのアイデンティティに次いで、天の国民としてのアイデンティティが与えられる。そして次第に後者のウェイトが増してくるが、決して地上の国民としての勤めをないがしろにしているのではない。旧約聖書を読み解くときに、国家もまた神の御心のうちに創られていることが分かる。「聖書が示すまことの神によっていかに御心にかなった政治がなされるか」という点でクリスチャンは愛国心を持ち、そのために成すべきことをなしている。

聖書は自らについてこう語る。それは精錬された金属のようであり、純粋でまったく誤りがない。すべてが真実なる神のことばであり、そのことばはことごとく成就する。そのような神のことばに信頼を置き、そこに自らの基を据える人々はなんと幸いなことでしょうか。
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