12月13日 日曜礼拝

12月13日 日曜礼拝(32)
天候:曇りときどき雨

■賛美 
聖歌85(旧137)いれまつる家あらず
70(122)たみみなよろこべ

■メッセージ:与えられた世の光②-羊飼いの賛美(ルカ1:46-56)
①低い者と主の出会い
②御使いの賛美
③ユダヤ人最初のメシア礼拝




▼イエス誕生までの文脈
マリヤとヨセフはいいなずけで婚約期間中であった。ユダヤ的に考察すると、年齢は十代前半、通常一年くらい設ける。法的にはすでに結婚と同等に扱われる。同居はしておらず、当然肉体関係もない。目的は互いのきよさを確認することと、最も大きいのは育ててくれた両親への恩返し。ユダヤ社会の習慣、またそれらに従って歩む若い二人の姿勢が、メシア誕生のきよさ(処女懐胎)を証明することになる。

1 既に妊娠して6か月経つエリサベツ(バプテスマのヨハネの母、不妊で高齢)とマリヤは3か月滞在し、夫ヨセフの待つナザレに戻った。滞在の目的はエリサベツに身に起こった奇蹟と御使いとのやり取りを確認することで、自らの置かれた立場を再確認すること。大まかにヨハネの出産の頃までいただろう。

2 マリヤの身体には妊娠に伴う変化が起こっていた。葛藤の末、愛ゆえに密かに別れようと決めた夫ヨセフへの天使の介入。

3 人口調査(年代についてはクレニオ(ルカ2:2)が総督であったのがBC10-7)。はじめはAD6-7であったと理解されたが、それ以前に実は総督になっていたことが分かった(Dr.W・ラムゼイ)。

▼ベツレヘム(パンの家の意)
・エルサレムの南8キロに位置する。ヘブロンとエジプトに通じる主要道路があった町。肥沃でいちじく、ぶどうなどが育つ。

・族長ヤコブの時代にはエフラテと呼ばれ、妻ラケルが埋葬された(創35:19)。小預言書のミカ5:2は、メシア誕生の地を明確に示す唯一の預言箇所であり、「ベツレヘム、エフラテ」と記されている。

・ダビデはここで父の羊を飼っていて、預言者サムエルによって王として油注ぎを受ける(1サム16:13)。 それ以来、エルサレムとは別に「ダビデの町」と呼ばれる。

・今日では、AD330年に建った聖誕教会が有名。ヨルダン川西岸に属し、アラブ人イスラム教徒中心の町。

▼羊飼いの待遇
【参照】ヨッパ(ヤッフォ)に住んでいる皮なめしのシモン(使徒10:6)の扱いより、動物や皮を扱う者たちの待遇について考えたい。A:彼の家が海沿いにある理由。B:皮なめし職人の需要と社会的評価。C:儀式的汚れに伴う礼拝制限。

・「しるし」が与えられる。しかし前の2者(1:20・36)とはまったく異質。至高者であるイエスが末端の低い者に現れてくださった。

▼御使いたちの賛美
・きょう(11)とは、神の時が満ちた特定の「今日」を指す。ユダヤの暦で一日は日没と共に始まる。夜を選ばれたのは神の栄光が見えるため、それ以上に二度とない「今日」の最初の目撃者として、神が羊飼いたちを歓迎しているようではないか。
 
・12月25日の是非(具体的記述は聖書にない。12月の夜番の可能性について、聖地旅行体験より考察。)

・1:43の「主」は旧約聖書の神の御名(ヤハウェ)を意識している。

・イエスを「救い主」と呼ぶのは共観福音書(マタイ、マルコ、ルカ)ではルカのみ(使徒5:31、13:23)。

・ギリシャ語で「メシア」が最初に用いられる箇所。キリストとは「油注がれた者」という意味。

・布(荒布)、それは死体を蒔くための布ではないか?生まれた時から死を予感させる歩み(主の誕生が、羊飼いたちの洞穴であることのユダヤ的考証より)。

・まさに御使いはみどりごを「救い主」「キリスト」「主」と三重にたたえる。「いと高き方の栄光が」はラテン語で「グロリヤ・イン・エクセルシス」と呼ばれる。

・栄光と平和をもたらす・・・「高き方」が「低き者」に現れ、「軍勢」によって「平和」をもたらすという逆説的方法を用いるお方。

▼礼拝の姿勢
・みこころにかなう人々(14)に。
・マリヤは羊飼いと御使いのやり取りについての言葉を心に納めた。
・神をあがめ、賛美して(56)・・・暗い夜道であっても、心からの賛美が彼 らを照らし、日常の生活に戻って行った。キリストに出合う者は人生を変えられる。

【私たちへの適用】
ユダヤ人最初のメシア礼拝に与った社会の底辺にいる羊飼いたちの姿を、日本でまだ救い主を知らない人々よりも先に招かれた私たちクリスチャンに適用し、あらためて普段の生活態度や、礼拝への姿勢を考え、新たな決意と祝福をいただいてこの場を出たい。
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