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2016.04.30 Sat

4月24日 日曜礼拝

4月24日 日曜礼拝(51)
天候:晴れ

■賛美(聖歌より。括弧内は旧番号) 
・64(118)神の賜う愛
・626(588)主とともに歩む
・367(383)ちちみこみたまの

■メッセージ:5つの幻②(アモス8:1-14)
①終わりを告げる第4の幻
②北王国イスラエルへのさばき
③神のことばのない悲劇

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■アモス書8章を学ぶ上でのポイント
・7-9章はアモス書の第3区分。
・記事が繰り返される理由は、民の心になお訴えかけるため。
・第4の幻(8章)は夏のくだものの幻。
・北王国イスラエルの上にさばきの時が近づいていることを意味する。

①終わりを告げる第4の幻
・原語で用いられている単語が分かると、「夏のくだもの」を通して、北王国イスラエルの「終わり」が印象付けられ、なお浮き彫りにされていることが分かる。この箇所はヘブル語の言葉遊び(語呂合わせ)になっている※。

※「夏のくだもの」は「カイツ」、「終わり」は「ケイツ」。つまり通して見ると、アモス「カイツが見えます」。主「民の上にケイツが来る」と言っているようなもの。

・商人たちは、利益追求のため、貧しい者から搾取する。
・主に命じられた祭りが、喜びではなく、我慢すべきものになってしまった。儀式の形式化、主なる神への恐れと感謝がなくなってしまった、民の霊的状態を表わす。
・霊的な内面の満たしよりも、商売で得られる富への思いが心を占めている。
・さらに富を得るためならば方法は問わない。不正のはかりで不正な利益を得る。
・人間も取引の対象となり、不当に安価に(貧しい者の靴一足の値段)買いたたかれる。
・普通の麦として売ることができない「くず麦」なで、不正に、貪欲に売る。

・「ヤコブの誇り」とは、ヤコブとその子孫を生み出した神ご自身の御名。神ご自身の御名によって、「彼らの行動は決して忘れない」と誓っている。
・さばきの凄まじさが、ナイル川の異常な洪水の様子によって表現される。立っている地が、洪水の時の川岸のように激しく揺れる。

②北王国イスラエルへのさばき
・3つのさばき
▼「その日」と呼ばれる暗黒の日。
・それは主によるさばきの日。
・この日は昼間から太陽が沈み、イスラエルの地は暗黒に包まれる。
・祭りは喪に、喜びの歌は哀歌に、祭りの衣装は喪服に一変し、悲しみに包まれる。
・前763年に6月15日にイスラエルで日食があったという記録がある。

・神のことばのききん。どこへ行っても啓示がない状態が来る。
・神のことばを軽んじて来た者たちに、ついに提供されなくなる時が来る。

§申命8:3
”それで主は、あなたを苦しめ、飢えさせて、あなたも知らず、あなたの先祖たちも知らなかったマナを食べさせられた。それは、人はパンだけで生きるのではない、人は主の口から出るすべてのもので生きる、ということを、あなたにわからせるためであった。”

・あらゆる偶像礼拝はむなしく、真の啓示を語らない。サマリヤの偶像アシマ(Ⅱ列17:30)

③神のことばのない悲劇
・異邦人が救われる前の状態は、「神のことばを知らない民」。
・それは霊的に絶望的な状態である。

§エペソ2:12
“そのころのあなたがたは、キリストから離れ、イスラエルの国から除外され、約束の契約については他国人であり、この世にあって望みもなく、神もない人たちでした。”

・主は決して罪を忘れない。
・罪は隠せ仰せないし、たちおおせない。
・すべての人のための贖罪。
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2016.04.30 Sat

熊本県で被災された方々へ

 熊本県で14日夜に発生した地震で被災された方々へ、心よりお見舞い申し上げます。この記事を書いております16日も夜明け前から立て続けに大きな余震が発生し、心が休まらないことかと思います。どうか一刻も早く平穏にもどり、人々の心に主の平安と慰めがありますように・・・
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2016.04.22 Fri

過越の祭りってどんな様子?

過越の祭りの西壁の動画を紹介します!

 聖所を汚すことなく、かつてそこに存在した神殿を思い、少しでも神のそばに寄るための場、それが西壁。エルサレムの町中がすごい人混み。とても観光どころではないといわれるが、その通りかもしれない。

 旧約聖書の時代から、五旬節、仮庵の祭りを合わせてイスラエルの3大祭りとして重要視され、神はイスラエル男性に巡礼するように求めた。今日のユダヤ教はモーセの律法にラビ(教師)たちの律法(口伝律法)が加えられ、それらすべてが神の命じるところとして今日も機能していると認識するため、巡礼のためエルサレムに集まる。

 クリスチャンはもちろん律法の役目は終わったと考えるが、いけにえに関してはユダヤ人も奉げない。本来であれば旧約聖書の命じるところに従い、神殿で祭司たちによっていけにえを奉げるところである。しかし神殿は紀元70年に崩壊して今日は岩のドームが建ってしまっている。いけにえはどこででも奉げればいい、というものではないため、その奉げるべき場所がない今は、いけにえや祭司に関する規定は保留されているのである。

 クリスチャンはいけにえについてどう考えるか?人類の神に対する罪を贖い、死後の裁きを過ぎ越すための究極の奉げものはすでに終わった、と確信する。動物の血は罪を一時的に覆うに過ぎない。しかしたった一度で、完全にその罪をきよめる尊い血、そう十字架上で流されたキリストの血である。

 新約聖書のへブル人への手紙は、かつての習慣に戻ろうとするユダヤ人クリスチャンに対して書かれた手紙であるが、そのあたりの神学的論理を「大祭司」や「いけにえの血」といったユダヤ人の感性に響く形で解き明かす。究極の大祭司イエス・キリストが、たった一度で完全に罪をきよめるご自身の血を持って至聖所に入られたと・・・

 そして旧約聖書の祭儀法ではイスラエルの民の中でも、大祭司のみが幕屋や神殿の至聖所に入って神の臨在に伴う栄光に対面することができたが、へブル書では聖所と至聖所を仕切る幕は取り除けられ、すべての人が御子キリストを通して父なる神と個人的な交わりをすることができるようになったのである。

 キリストが十字架についた日、その日もエルサレムは巡礼に来た人々でごった返し、オリーブ山の上まで泊まる所のない人々でいっぱいだっただろう。十字架をかつぐ苦しみの道(ヴィア・ドロローサ)も、とてもおごそかなものではない。マタイ受難曲とは全く別の喧騒、それこそイエスが全人類のために通過した状況の実際である。多くの人々がそこに集まり、その瞬間を目の当たりにしたはずである。その時、歴史は動いた。

 今日も多くのユダヤ人が過越の祭りが指し示す本当の意味を知らない。新約聖書の使徒の働きで、使徒ペテロがエルサレムで説教した「今や主(神)ともキリスト(油注がれたもの)ともされたこのイエスを、あなたがたは十字架につけたのです」(2:36)という恐るべき真実を知らない。どうかイスラエルの人々が自分たちの大切な落とし物に気が付きますように。

 そして、日本人でまだキリストを信じていない人々が、この祭りの存在や由来を通して「私たちもまた、主を十字架につけた一人です」と、一人でも多く告白するときが来ますように・・・

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2016.04.22 Fri

異邦人諸国への祈り2016〈 イラク共和国 〉

異邦人諸国への祈り2016《 2 》

 迫害が厳しい国々の状況を毎週ひとつずつ「クリスチャン迫害国 ワースト50」より紹介します。イスラエルに加えて、すべての人のために、すべての聖徒のために祈りましょう。
 参照・・・1テモテ2:1、エペソ6:18、ヘブル13:3


◆イラク共和国(首都:バクダット)
◆人口:3580万人(クリスチャン数千人)/主宗教:イスラム教
◆政治体制:議会制民主主義/迫害の主体:イスラム教過激派

 イラクは古くからメソポタミヤと呼ばれ、バビロン帝国はどの古代文明が栄えた。この地は近代にいたるまでオスマントルコの支配下にあったが、第一次大戦後イギリス領となり、1932年に独立。2003年のイラク戦争のためにフセイン政権が崩壊したがその後の政権の統治に失敗し、北部はクルド人、南部はアラブ人地域に分裂。また行き場を失った大多数のフセイン党(バース党)が、IS発生の起点になっているといわれる。

 2千年近い昔からクリスチャン共同体が存在するが、その存在が危ぶまれている。2003年以降、クリスチャンの国外脱出が起こり、かつて140万人いた信者が数千人まで激減した。近年はさらにISの影響がある。イラク第二の都市モスルを含むイラク北部と西部を制圧し、「イスラム国」建国を宣言。従わない住民への残虐な処罰を極め、避難している。

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2016.04.22 Fri

4月17日 日曜礼拝

4月17日 日曜礼拝(50)
天候:風雨

■賛美(聖歌より。括弧内は旧番号) 
・64(118)神の賜う愛
・614(578)主の愛のながうちに
・367(383)ちちみこみたまの

■メッセージ:5つの幻①~いなご・燃える火・重りなわの幻(アモス7:1-17)
①とりなしに値する幻
②とりなしの余地なき幻
③とりなしを聞かれる方への挑戦

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■7-9章を学ぶに当たり
・7-9章は、アモス書の第三区分に当たる。
・内容はアモスが見、そして語られる5つの幻。北王国(10部族)の滅亡について。
・第二区分に続き滅亡のメッセージ。理由は民の心により強く訴えるために。

①とりなしに値する幻
始めの2つの幻に対してアモスは祈り、その祈りを神は聞かれた。
◆いなごの幻
・「神である朱は、私にこのように示された」§7:1・4・7、8:1アモスが語ることばが、彼自身からのものではなく、神ら出たものである。
・主のしもべは主のみこころを語るべき。そうでないならば、にせ預言者やにせ教師。

・はじめの幻はいなごの害で、「いなご」はアッシリヤ軍の侵略の象徴。
▼参考:聖書中のいなごの記述について、
いなごそのものを指す箇所 §出エジ10章など
軍事力などを指す比ゆ表現 §民数13:33、士師6:5,7:2など

・「王が刈り取った後の二番草・・・」とは、まず王に納めるべき年貢の分を刈り取り、その後民の分が生え始めたタイミング。

・北王国10部族の罪に対して、アモスの熱心なとりなしと神の慈悲を求める祈り
▼参考:神の良き性質(愛と恵みに富むお方)に訴える。モーセのとりなしの祈り。

・祈る側の熱心さが事態を動かすのではなく、神の愛と恵みゆえに祈りを聞かれる。
「こんなに祈ったのに聞かれなかった」「こんなに祈ったから聞かれた」と高慢に陥ってはならない。

・神は「思いなおす」(3)・・・神が人間を取り扱う原則を私たちに分かる形で教えた。もしも人が悔い改めるならさばきを中止もしくは延期する(恵みゆえ)ことを決めておられた。
▼参考:モーセの祈り §出エジ32章、キリストのとりなし §ルカ23:34

◆燃える火の幻
・ 水源を枯渇させ、作物を枯らす火もアッシリヤの侵略の象徴。

②とりなしの余地なき幻
◆重りなわの幻
・主が重りなわを手にサマリヤの城壁の上に立つ。重りなわは、城壁が垂直に建っているかどうかを調べる大工道具。しかし神が図ろうとしているのは城壁ではなく、イスラエルの民の霊的状態である。

・その結果、イスラエルの民の心の傾きが明らかとなった。これまでの幻のように破滅を示すのでなく、破滅にいたる深刻な理由が示された。契約の民の地位を軽んじ、罪の道を歩む民の状態に対して、もはやアモスはとりなしを求めない。

「イサクの高き所」(9)とは、ベエル・シェバの聖所を含む丘の上に立てられた多くの祭壇。イサクは主を礼拝するためにベエル・シェバに祭壇を立てた(創世26:25)。その後、イスラエルの民はそれを真似て多くの祭壇を立てたが、それらすべては偶像礼拝の場と化し、荒廃した。

「イスラエルの聖所」(9)とは金の子牛を礼拝するために立てられたベテルとダンの祭壇。「ヤロブアムの家」(9)とは北王国イスラエル王朝を意味する。これらはすべて荒廃する。

③とりなしを聞かれる方への挑戦
◆ベテルの祭司アマツヤの報告
・アモスがことばを語る際に選んだ場所、ベテルは北王国で最も有名な聖所で、王自身も祭りの際は訪れた。
・アマツヤはヤロブアム2世に、アモスの一連のことばと、彼が謀反を企てているという嘘を報告した。まさに重りなわの幻が成就せざるを得ない理由である。彼のことばは「神のことば」であり、契約の民の霊的眼は完全に曇り、それを受け取ることができなくなっていた。

・アモスへの糾弾。彼は神の預言者アモスを「先見者」と呼び、金のために預言していると評価。子牛が祭られ、現に近くに王宮も建っていたベテルから出て行って、生まれ故郷のユダに帰って預言で生活しろと言っている。

・神の召しに与った祭司(指導者)の霊的盲目が民の霊的盲目につながる。

◆アマツヤへの反論
・預言者の仲間ではなかった(エリヤやエリシャによる養成機関で学んだのではない)
・エリコ(ワジ・ケルト)にあった§2列2:5
・アモスは職業預言者ではなく、預言で生計を立てる必要が無い。
・彼の働きとそのことばの根拠、それは神の召しである。

・アマツヤの犯した罪§2:12とそのさばき
 ①町で遊女になり辱めを受ける。②子どもたちは戦争で殺される。③彼の土地は異邦人たちに分割される。④アマツヤ自身も捕囚され殺される。⑤北王国は捕囚される。
・真の神のことばを偽りと評価して伝えた祭司

◆まとめ
・とりなし手(預言者)のことばへの反応
§使徒24:5”この男は、まるでペストのような存在で、世界中のユダヤ人の間に騒ぎを起こしている者であり、ナザレ人という一派の首領でございます。”

・とりなしの働きの必要性と恵み
§2コリ6:1-2”私たちは神とともに働く者として、あなたがたに懇願します。神の恵みをむだに受けないようにしてください。 神は言われます。「わたしは、恵みの時にあなたに答え、救いの日にあなたを助けた。」確かに、今は恵みの時、今は救いの日です。 ”

・すべてのクリスチャンは、場所を越え、時代を超え、とりなしのお世話になっている。霊的な先人のとりなしの世話になっていない者は一人もいない。そして今、世のすべての未信者は神の愛の対象であり、とりなしの対象であり、とりなしを受けている。どうかこの恵みを無駄にしないでほしい。たとえ当人たちの目には見えないとしても、神様がそのことを一人ひとりに豊かに示してくださるように。災害などの悲しみを、不信仰の理由ではなく、自らの限界と神の恵みを見出すきっかけとして、神様が豊かに用いられますように。
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2016.04.10 Sun

異邦人諸国への祈り2016〈 北朝鮮 〉

異邦人諸国への祈り2016《 1 》

 迫害が厳しい国々の状況を毎週ひとつずつ「クリスチャン迫害国 ワースト50」より紹介します。イスラエルに加えて、すべての人のために、すべての聖徒のために祈りましょう。
 参照・・・1テモテ2:1、エペソ6:18、ヘブル13:3


◆朝鮮民主主義人民共和国(首都:平壌)
◆人口:2600万人(クリスチャン30万人)/主宗教:無宗教、伝統宗教
◆政治体制:共産党独裁/迫害の主体:共産党政権

 第二次世界大戦後、朝鮮半島は米国とソ連の覇権争いのために南北に分裂した。そして北朝鮮では、ソ連の支援を受けて1948年に共産党が政権を握った。1950年には北朝鮮が韓国に侵攻し、内戦は1953年まで続いた(朝鮮戦争)。
    
 金日成(イルソン)のイデオロギー「主体(チュチェ)思想」により、国民は指導者への無条件の忠誠が求められる。神のみを礼拝するクリスチャンや政府に従わない者は、強制収容所に送られる。直接の関与がない親類も連座し、一度収容所に送られると釈放される可能性は低い。金正日(ジョンイル)から正恩(ジョンウン)に政権が移っても、状況に大きな変化はない。

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2016.04.10 Sun

4月10日 日曜礼拝

4月10日 日曜礼拝(49)
天候:晴れ

■賛美(聖歌より。括弧内は旧番号) 
・64(118)神の賜う愛
・551(529)ゆきて告げよあまねく
・367(383)ちちみこみたまの

■メッセージ:偽りの安楽と真の安らぎ(アモス6:1-14)
①おごれる者たちの断罪
②民族の破局
③偽りの安楽と真の安らぎ

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①おごれる者たちの断罪(1-7)
◆支配者たちの高慢
・契約の霊的価値に目をとめないイスラエルの振る舞い。
・サマリヤの権力者たちの高慢と安逸な生活と過度の飲酒に対する断罪。§箴言23:29-35 深酒の戒め

・シオンもサマリヤも丘の上であり、軍事的には難攻不落である。
・神を信頼する心がなくなり、誤った自信に陥った。
・裁きの対象になった町々・・・カルネ(アラムの北に位置する)
・「ガテ」は2:8などでも記されるペリシテ人の5大都市の一つ。
・災いを先のことと錯覚し、考えようともしない生活こそ、身の破滅を招く。

◆上流階級の贅沢な生活
・もっとも高価な家具を選び、最良の家畜をむさぼる姿。当時の多くの象牙の作品(アッシリヤの宮殿の装飾品など)が発見されている。

・5節は翻訳上の争点が含まれる。「合わせて」と訳される前置詞「アル」は前半と後半両方にかかると考えられるために、「新しい楽器を作る」のではなく、「楽器に合わせて新しい歌を作る」となり得る。
 
NIVは「あなたがたはダビデのように十弦の琴をかき鳴らし、楽器に合わせて歌を作りだす」という訳を採用している。

・神に奉げるべきもの(儀式に用いるぶどう酒や、神に用いる最良の香油)を横領するほど感覚はまひし、破滅の恐れを考えない。
・彼らは真っ先に捕囚の身になる。

◆高慢から堕落、は聖書で幾度も示される失敗のシナリオ
 その一部として・・・
・天使ルシファー(サタン)の堕落と追放(エゼ28章)
・ノア以降の人類の堕落とバベル事件(創世11章)

②民族の破局(8-14)
・「ヤコブの誇り」(8)…彼らの虚栄や物質的力への過信。神以外ものにそれ以上の信頼を置くことは、神が忌み嫌われる。
・多くの命が失われる凄惨な光景に、生き残る者はその恐ろしさゆえに、破滅が自分の身に降りかからないように神の御名を唱えるのを禁じてしまうほど。

・12節の翻訳の争点。NIVは「人は牛でそこ(岩)を…」という訳を採用。
*「牛で海を」は【牛(複):ベカーリーム】の読み替えで、語尾のymを切り離して【海:ヤーム】と読み替えた(新改訳、口語、新共同も採用)。

・さらに彼らは無用なものを追うことに力を費やし、それを誇りとすることで、識別力の無さを示す。「ロ・ダバル」(13)はつまらぬものの意。「カルナイム」は力の象徴である2本の角の意。両者ともイスラエル人がアラム人から奪い取ったヨルダン東、バシャンの町の名。

・こうしてヤロブアム2世のすべての誇りは消え失せる。その御怒りの道具として、「一つの民」(14)を起こす。
・ハバクク書1章では南王国ユダに対して、カルデヤ人(バビロン)をその器として起こした。彼らがまだ小さな民族で、これから歴史に残る大帝国に発展するなど、予想し得なかったときの預言である。

・「レボ・ハマテ」はハマテ(アラム王国)の入り口の意。ハマテはシリヤ、イスラエルと同盟を組んでアッシリヤのシャヌマヌエセル3世と戦った(前853)。その人々はアッシリヤに滅ぼされ、サマリヤ陥落(前722)後はイスラエルに移住させられた(Ⅱ列王17:24・30)。 ※七十人訳は「いなごの大軍が出てきた」と訳す。

§2列 17:24 ”アッシリヤの王は、バビロン、クテ、アワ、ハマテ、そして、セファルワイムから人々を連れて来て、イスラエルの人々の代わりにサマリヤの町々に住ませた。それで、彼らは、サマリヤを占領して、その町々に住んだ。”

③偽りの安楽と真の安らぎ
◆偽りの安心に続く耐え難い苦難
・元ウルグアイ大統領ムヒカ氏(現80歳)がリオ会議(2012年)で語った伝説のスピーチが、Mr.サンデー(フジテレビ)で先日取り上げられ話題になった。彼は2010年3月1日より2015年2月末までウルグアイの第40代大統領を務め、最も貧しい大統領と言われた。

目に見える物質的な豊かさのみに心を奪われ、本来見上げるべきお方を忘れ、その行動は霊的識別力の無さをあからさまに示した。「自分はクリスチャンだ」と自認するものでさえも、普段は世の論理や価値観にどっぷり浸かり、いつしか聖書が示す論理や価値観との間で訳が分からなくなることがあるかもしれない。

本来見上げるべきお方以外のものに信頼することは、偶像礼拝であり、物的な豊かさにはある時は思い煩ってしまったり、また高慢になってしまう危険が伴う。神と富の両方に仕えることはできない。それは偽りの安楽であり、そこにとどまるならばその報いは受けなければならない。いかなる理由があろうと、神の愛(キリストの十字架)を受け取らないならば、そこに神との和解はない。重大な罪である。

人生において本当に価値あるものとは?本当の豊かさや、価値ある歩みとは? どこまでも満足することがない消費社会が行く末など、ムヒカ氏が語ったことは、すべて新しい問題ではなく既に聖書に示されている問題。ムヒカ氏の問題提起に対して聖書的価値観はどのような答えを持っているだろうか?日本において、神のことばの価値が軽く扱われる(ある場合はクリスチャンでさえ)が、本当に価値ある情報とは何か?われわれは自信をもって「聖書である」と示し続けようではありませんか?そして本当に価値ある選びとは、神の愛を受け取ることであり、感謝をもって心から神を礼拝する生活ではありませんか?



〈スピーチ翻訳文の一部を番組より引用〉
・・・私たちは「持続可能な発展」と「膨大な数の貧困者対策」を話し合ってきました。けれど、私たちの本音は何でしょう?今の発展を続けることが本当に豊かなのでしょうか

・・・例えば、最も裕福な西側諸国と同じようなレベルで、70億、80億の人々に消費と浪費が許されるとしたら、それを支えるだけの資源が今の世界にあるのでしょうか?それは可能なのでしょうか?

・・・私たちは市場と競争社会から、文明という落とし子を生み出し、物質面での驚異的な進歩をもたらしました。そして市場経済は市場社会をつくりだし、それを世界規模に拡大してしまいました。いわゆるグローバリズムです。そのグローバリズムを、私たちはコントロールできていますか?逆にコントロールされてはいないでしょうか?こんな残酷な競争で成り立つ社会で、「みんなで世界を良くしていこう」なんて議論が、本当にできるのでしょうか?

・・・我々が今挑戦しようとする目の前の巨大な困難は、決して環境問題ではなく、明らかに政治の問題なのです。人類は今消費社会をコントロールできていない。逆に人類のほうがその強力な力に支配されているのです。

・・・人生は短く、あっという間です。しかし、その人生こそが何より価値あるものなのです。余計なものを買うために、もっともっとと働いて人生をすり減らしているのは、消費が「社会のモーター」となっているからです。なぜなら消費が止まれば経済がマヒしてしまい、経済がマヒすれば不況というお化けが我々の前に姿を現します。しかし今この行き過ぎた消費主義こそが、地球を傷つけ、さらなる消費を促しています。商品の寿命を縮め、できるだけ多く売ろうとする。

・・・かつての賢人たち。エピクロスやセネカ、そしてアイマラ人たちは次のように言っています。「貧しい人とは少ししかものを持っていない人ではなく、もっともっとといくらあっても満足しない人のことだ」と。

・・・見直すべきは我々が築いてきた文明の在り方であり、我々の生き方です。

・・・発展は「人類の幸せ」「愛」「子育て」「友達を持つこと」、そして「必要最低限のもので満足する」ためにあるべきものなんです。
なぜなら、それらこそが一番大事な宝物なのだから。
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2016.04.04 Mon

イスラエル聖地旅行5日目の動画です!

イスラエル聖地旅行 2014年12月25日-2015年1月2日

5日目ガリラヤ湖周辺を散策する旅。ご覧ください。



聖地旅行バナー

希望の光バプテスト教会

Facebookページも宣伝

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2016.04.04 Mon

2016年春の多摩市(乞田川沿い)

2016年、春の訪れを告げ知らせる、桜で満たされた乞田川をご紹介


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2016.04.04 Mon

異邦人諸国への祈り2016 これから祈ってゆく国々をご紹介

異邦人諸国への祈り

 クリスチャンにとって激しいがある国々とその下にある聖徒たちを覚えて、毎週ひとつずつキリスト教宣教団体オープン・ドアーズ「ワールドウォッチリスト」より紹介します。我が国の同胞たちやイスラエルに加えてすべての聖徒のために祈りましょう。

 迫害さえも神にとっては想定外のことではなく、すべては神の許しのもとに、目的があってのこと。どうか他のクリスチャンが祈る機会として用いてください。人々が受けている困難の痛みを哀れみ、かえって信仰が強まる機会としてください。まことの神を知らない人々がそれを見て立ち返る機会としてください。神様、あなたの御手のわざをどうか明確に見せてください。

§参照・・・1テモテ2:1、エペソ6:18、ヘブル13:3


◆今年祈る50の国々
 北朝鮮、イラク、エリトリア、アフガニスタン、シリア、パキスタン、ソマリア、スーダン、イラン、リビア、イエメン、ナイジェリア、モルディブ、サウジアラビア、ウズベキスタン、ケニア、インド、エチオビア、トルクメニスタン、ベトナム、カタール、エジプト、ミャンマー、パレスチナ自治区、ブルネイ、中央アフリカ、ヨルダン、ジブチ、ラオス、マレーシア、タジキスタン、チュニジア、中国、アルジェリア、バングラデッシュ、タンザニア、アルジェリア、ブータン、コモロ、メキシコ、クウェート、カザフスタン、インドネシア、マリ、トルコ、コロンビア、アラブ首長国連邦、バーレーン、ニジェール、オマーン(以上、全50か国)

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