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2016.02.29 Mon

2月28日 日曜礼拝

2月28日 日曜礼拝(43)
天候:晴れ

■賛美(聖歌より。括弧内は旧番号) 
・41(97)きたりてたたえよ
・532(514)ひかりの高地に
・376(383)ちち・みこ・みたまの

■メッセージ:アモス書講解~このことばを聞け②(アモス書4:1-13)
① 貴婦人たちの度重なる搾取
② 止むことのない偶像礼拝
③ 神のことばに対する不遜な態度
■まとめ 
・神の国と神の義を第一に(マタイ6:33)・・・例話:企業における「利益の追求」と「社会への貢献」
・みこころに適っているならば必要は与えられる。
・歴史観を見る目の大切さ



◆ 前回までの流れ
・1-2章は諸国のさばきについての内容で第一区分にあたる。
・イスラエルと関わりの薄い諸国、イスラエルと親戚関係にある諸国、そして兄弟関係にある南ユダ、そして最後は北王国イスラエルに対するさばき。
・3-6章はアモス書の中心部分(本論)。内容は北王国イスラエルに対するさらに具体的な預言。北王国イスラエルの罪の指摘と、真の悔い改めの呼びかけ。
・繰り返し用いられるキーワードは「このことばを聞け」(3:1、4:1、5:1)。「ああ」(5:18、6:1)。

① 貴婦人たちの度重なる搾取
・ガリラヤ湖北東のバシャン(ゴラン高原)では当時良く肥えた牛が育てられていた。
・エルサレム(サマリヤ)の宮殿に住み、美と官能を追及する貴婦人たちへの最高の皮肉であり見下した表現。
・彼女たちは、さらに搾取するよう夫にせがんでいる。1節「飲ませよ」とは、もっと搾取して来いという意味。

・神の性質は「聖」である。主のきよさそれ自体が、おそれ、ひれ伏す理由となり得る神の性質。神はその性質ゆえに、目の前で起こされる罪を見過ごすことはできない。*参照…イザ6:3、詩篇99:9、レビ19:2など

・神の誓いは絶対である(ヘブ6:13)。その誓いが誓った通りに実現することこそ神が生きておられる証拠(エレ4:2、12:16)。
・ゼパ2:9の直訳は、「主は生きておられる」。

・「釣り針にかけ」それはアッシリヤによる捕囚を指す。歴史をつかさどる神はご自身が誓ったとおりに大国アッシリヤを用いてさばきを下す。
・「その日」とは何となく、結果的に攻め落とされた日ではなく、神の目から見れば必然であり、明確に意図して定めた「その日」。
・「ハルモン」は原意不明。KJVはパレス(宮殿)、70人訳は「圧迫の山」、新共同訳はバシャンの牛と連想してヘルモン山と訳す。

② 止むことのない偶像礼拝
・北王国の人々を神殿に上らせないようにするために、北はダン、南はベテルに金の子牛を作って礼拝させた。ギルガルはベテルのすぐ北に位置し、偶像礼拝が行われた。
・5節“感謝のささげ物として、種を入れたパンを焼き…”とは、人々がまことの神に対して奉げているのではなく、偶像に対して行っている様子。そして形だけの見せかけの信仰。それをなお勧めるような表現は神の皮肉であり、神は警告を無視して罪に向かう人々を容認される。

因みに出32:10で神は、罪をやめない人々に「やりたいようにさせよ」と突き放した。それは、個々人の歩みの責任は各人にゆだねられるという原則がみられる一方で、仲介者モーセのリーダーとしての資質をテストしたやりとり。

§マタイ 15:7-9
”偽善者たち。イザヤはあなたがたについて預言しているが、まさにそのとおりです。『この民は、口先ではわたしを敬うが、その心は、わたしから遠く離れている。彼らが、わたしを拝んでも、むだなことである。人間の教えを、教えとして教えるだけだから。』”

③ 神のことばに対する不遜な態度

・神のことばを教訓として真摯に受け取ることはなかった罪。“わたしのもとに帰って来なかった”神の痛みのことばが5回も続く。

・”歯をきれいにして”とは食糧がない状態。干ばつが続き、たとえ雨が降ってもその降り方はいびつ。病害虫が増し、疫病と軍事的災害に悩まされる。出エジプトに伴い、神による多くの災いがエジプトを襲った。それはイスラエルが「神と共におられる」ということを示す出来事。にもかかわらず、その数々の災いが今度は選びの民を罰して矯正するために用いざるを得ない。

・これらは「契約の民」に対する神のさばきであり、今日このような状況にある特定の地域をさばく現象ではない。神と契約を結び、明確にことばが示されたイスラエルは、これらのことの原因が自分たちの不遜な態度にあること、これらの現象の背後に神がおられること、「わたしのもとに戻って来ない」という神の悲しみを理解すべきであった。
 
◆ 神に会う備えをせよ
・神の御性質(全知、全能、永遠、不変、偏在、聖、義、愛)を覚えよ。神がおられるということ、それだけで礼拝に値する唯一のお方。この全世界を創られたお方を礼拝せよ。

■ まとめ
・神の国と神の義を第一に(マタイ6:33)・・・例話:企業における「利益の追求」と「社会への貢献」
・みこころに適っているならば、必要は与えられる。

・歴史観を見る目の大切さ
 アッシリヤやバビロン、またギリシャやローマは多くの国を滅ぼした。世界史的な目で見るならばイスラエルはその敗れた多くの小国の一つに過ぎない。しかしそんな取るに足らない小国イスラエルが、実は神によって召し出され、神と契約を交わし、不信仰な態度を罰して矯正するためにアッシリヤやバビロンといった異邦の大国が神に用いられて、神の計画は進んでいる。
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2016.02.29 Mon

異邦人諸国への祈り〈 インドネシア共和国 〉

異邦人諸国への祈り《 8 》

 迫害が厳しい国々の状況を毎週ひとつずつ「クリスチャン迫害国 ワースト50」より紹介します。イスラエルに加えて、すべての人のために、すべての聖徒のために祈りましょう。
 参照・・・1テモテ2:1、エペソ6:18、ヘブル13:3


インドネシア共和国(首都:ジャカルタ
◆人口:2億5570万人(クリスチャン3600万人)/主宗教:イスラム教
◆政治体制:共和制/迫害の主体:イスラム過激派

 インドネシアは、1万8千以上の島々で構成される。政治体制は世俗的な共和制を採用するが、世界最大のイスラム教徒人口を抱えるこの国では、シャリーア(イスラム法)による統治を求める動きが強まっており、クリスチャンをとりまく状況は目に見えて悪化している。

 99年から10年間で33あるうちの16州でシャリーアをベースにした条例が制定され、クリスチャンの生活を規制している。過去50年間で急増した福音的クリスチャンに恐れを覚えたイスラム教徒たちが締め付けを強めている。

 地方政府が教会を迫害し、暗黙の了解で暴力を加えるなどの事案が起こっている。礼拝所を建てるには政府の許可が必要だが、それが下りることはまずない。

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2016.02.21 Sun

異邦人諸国への祈り〈 アゼルバイジャン共和国 〉

異邦人諸国への祈り《 7 》

 迫害が厳しい国々の状況を毎週ひとつずつ「クリスチャン迫害国 ワースト50」より紹介します。イスラエルに加えて、すべての人のために、すべての聖徒のために祈りましょう。
 参照・・・1テモテ2:1、エペソ6:18、ヘブル13:3


アゼルバイジャン共和国(首都:バクー)
◆人口:960万人(クリスチャン30万1千人)/主宗教:イスラム教
◆政治体制:大統領共和制/迫害の主体:イスラム過激派、独裁政権
 イランの北に位置し、カスピ海西に位置する。1991年ソ連崩壊に伴い独立するが、テロやクーデターが相次ぎ、隣国アルメニアとの領土紛争もあって情勢は不安定。アゼルバイジャン共産党のヘイダル・アリエフ大統領により収束するが、世襲的、強権政治の傾向が強まる。政府は狂信的な信仰に恐れを抱く。

 警戒はイスラム教のみならずキリスト教にも注がれる。クリスチャンは敵国アルメニア人の売国奴扱い。信仰の自由はうたわれているが、権利の制限が増しつつある。政府の公認を受けなければならないが、それを得ることはほぼ不可能。

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タグ : 教会 アゼルバイジャン 祈り

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2016.02.21 Sun

2月21日 日曜礼拝

2月21日 日曜礼拝(42)
天候:晴れ

■賛美(聖歌より。括弧内は旧番号) 
・41(97)きたりてたたえよ
・196(229)おどろくばかりの
・376(383)ちち・みこ・みたまの

■メッセージ:アモス書講解~このことばを聞け①(アモス書3:1-15)
①イスラエルの特権
②さばきについての因果
③サマリヤの暴虐
④さばきの内容

■まとめ
・神に「知られる」ということと、その応答について
・聖書がいう「ことば」とは

①イスラエルの特権
・イスラエルは三つの罪ゆえにさばかれる。「イスラエルの子らよ」という特別な呼びかけ。イスラエルは地上の民族の中で特別な地位を与えられた。彼らは神によって選び出された民であり、1節の「氏族」は単数(2節は複数)。出エジプトの出来事でそれは示された。

・「選び出した」の原語(ヤダア ידע)は「知った」。KJVでもknownで訳される。つまりイスラエルと契約関係に入ったことを表わす。そして特権には責任が伴う。*知る・・・詩篇1:6、144:3、ヨハ10:14

②さばきについての因果
・すべての現象には因果関係がある。(3-6節)
・因果関係の原則が預言者の活動に適用される(6-9節)
・預言者が語るということ(結果)、それはその前に神が語られたから(原因)。
・神がさばきを下すということ(結果)、それその前にイスラエルが罪を犯したから(原因)。

§ヤコブ 4:4 ”貞操のない人たち。世を愛することは神に敵することであることがわからないのですか。世の友となりたいと思ったら、その人は自分を神の敵としているのです。”

③サマリヤでの暴虐
・イスラエルの民がサマリヤの王宮で犯していた暴虐と暴行。
・サマリヤは高い山々で囲まれていた。ペリシテ人(アシュドテの王宮 ガザの北に位置する。アモス1:8)とエジプト人(エジプトの地の王宮)が証人として呼び出される。その山々に登って、サマリヤの宮殿の罪を目撃するため。

§1列 16:24 ”彼は銀二タラントでシェメルからサマリヤの山を買い、その山に町を建て、彼が建てたこの町の名を、その山の持ち主であったシェメルの名にちなんでサマリヤと名づけた。 ”

④さばきの内容
・北王国イスラエルの首都サマリヤの破壊。王宮はかすめ取られる。破壊を免れるのは少数の者。
・雄獅子に襲われた羊を取り返そうとする羊飼いの姿。*参照 出エジ22:13
・「しかし2本の足か、耳たぶしか取り返すことができない」という比ゆは、破滅を免れる少数の人(サマリヤに住むイスラエルの子ら)であることを表わしている。

▼ ベテルへのさばき。
・ダンと並ぶ偶像礼拝の町で、ヤロブアム1世の時に南北に金の子牛の礼拝所を建てることで、人々が南ユダに移動することを防いだ。
・エルサレムに上って礼拝せよという神の命令に対する違反であり、同時に真の神以外に金の子牛という礼拝の対象を作った罪。金の子牛のみならず、バアル礼拝も持ち込まれる。
・「祭壇の角が折られて地に落ち」というように救いの可能性が全くなくなる。
・イスラエルの富は奪われる。*参照 2列17:5-6

▼ サマリヤについて
・捕囚となったイスラエル人の代わりに、アッシリヤが連れてきて住まわせた民族が定住し、やがてイスラエルの生き残りの人々と結婚する者が現れ、ゲリジム山を中心とした独自の聖書解釈、信仰のスタイルが起こる。ユダヤの民とは敵対するようになる。

■ まとめ
・神に「知られる」ということと、その応答について
・聖書がいう「ことば」とは
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2016.02.16 Tue

16.02.15のイスラエルでの報道を受けて、主に願う

■ イスラエルへの祈り ――― 詩篇122:6”エルサレムの平和のために祈れ”
~ 神の地で起こっていることを理解し、人間の限界を認めつつ救い主キリストに期待する ~

 また、嫌なニュースを目にしました。なぜパレスチナ自治区で、子どもの不幸な事件が絶えないのだろうか?なぜ不幸な事件が殉教者のように極端なマスコミによって煽られるのでしょうか?私たちはイスラエルのみでなく、パレスチナで偏った教育を受けている子たちのことも覚えつつ、毎週お祈りしております。そもそも子どもが犠牲になること自体異常なことです。なぜそこに子どもがいるのでしょうか?プロパガンガのために子どもを前面に立たせる命を軽視したハマスの偽善に目をとめるべきです。



ニュースウィーク2016.2.15 : 少女「テロリスト」をハチの巣にする狂気のイスラエル
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/02/post-4525.php

イスラエルニュース160215




(以下祈祷課題の趣旨は、「月刊ハーベスト・タイム」より)

・子供をいけにえに
 パレスチナ人学者のバッセム・タウィルはこう書いている。「心の歪んだ指導者たちは若者に人を殺せと奨励するだけでなく、若者がテロ行為中に殺されると、ファハタもハマスも『イスラエルがパレスチナ人を処刑した』と叫び、殉教者扱いをする。パレスチナの負け組の子供たちを模範とし、遺族には報奨金を与える。子供をいけにえにして、殺人と死を奨励する暗黒の文化を広めようとしている」。彼らが真の神の愛を知ることができるように。(www.gatestoneinstitute.org)

・ソーシャルネットワーク(SNS)とテロ
 イスラエルのホトヴェリ外務副大臣は、YouTubeのウォジスキCEOとGoogleのダウネス公共政策部長と会談し、次のように語る。「今子供たちをテロに駆り立てているのはSNSです。これは新しい戦争の形です。イスラエルで毎日のように起きている殺傷事件は、パレスチナ人が幼い頃から受けてきた教育と、SNSによって教え込まれた結果である」。パレスチナの子供たちが聖書の真理を知ることができるように。

・意外な同盟関係
 エジプトが国連総会で史上初となる賛成票をイスラエルに投じた。「国連宇宙空間平和利用委員会」にイスラエルが加入することを支持したのである。エジプトは、国内世論とアラブ世界から猛烈な批判を浴びた。しかしエジプトのシーシ大統領は、シナイ半島でISの動きを封じ込めるという利害をイスラエルと共有し、ヨルダンと並んで現在のアラブ世界でもっともイスラエル寄りの政策を取っている。エジプトはテロリストへの武器供給の流れを止めるために、数百の密輸トンネルを破壊しており、両国の安全保障協力は、今や地下から宇宙に広がっている。




 パレスチナアラブ人たちを束ねる「ハマス」(暴虐の意)は、イスラエル民族の存在も、その歴史をも認めません。この地上から跡形もなく消し去りたいというのが本音です。そのような者たちがすぐ隣にいて、武装しているのがイスラエルという国です。私たち日本もまた、海を越えてすぐ隣に仮想敵国と言われる国交のない国があります。先日もロケットを飛ばして話し合いにならないということを世界に知らしめた国です。

 そこがもしも日本に上陸を試みたり、ミサイルを撃ち込んで来たらどうしますか?ミサイルに対処して反撃しないのでしょうか?もし前線にいる兵士が子どもや青年だったら容赦するのでしょうか?そのような余裕があるのでしょうか?日本は島国ですので、四方陸続き(イスラエルは一方は海ですが・・・)でいつ襲われるか分からない恐怖は理解し難いかもしれません。もしもすぐ隣にそのような人々がいて、不穏な動きがあって、あなたが国民のいのちを守る責任ある立場だとしたら、のんびりしていられるでしょうか?

 米国のビル・クリントン元大統領の言葉をご紹介します(月間ハーベストタイム2016年7月号より)。彼は過去に締結されたイスラエルとパレスチナの和平合意に至らない責任はパレスチナ人指導者にあると繰り返し語っている。
 「私はパレスチナを国家にするために死ぬ思いをして働いてきました。しかし私の提案を彼らは拒絶したのです。・・・ハマスは抜け目のない連中です。イスラエルをロケット攻撃する時は、学校や病院、人口密集地区から発射します。そのようにして、自国の防衛をあきらめるか、民間人を殺害するかとう二者択一にイスラエルを追いやるのです」。


 パレスチナアラブ人は、聖書的にはイスラエルと契約(アブラハム契約)を分かち合う兄弟のような民族であり、私どもはイスラエルを大切に思うキリスト教会として、どちらもキリストにあって和解することを願い、それは必ず実現すると信じています。そして一部のメシアニックの会衆ではそのような素晴らしい神のわざが少しずつですが表れています。[参考 HT第5回再臨待望聖会の講師 セツ・ポステル師(メシアニックジュー、イスラエル聖書大学教授)と、トマス・ダミアノス師(アラブ人クリスチャン、イスラエル聖書大学教授)のお話しより]

ある民族に対して絶滅してよいと考え、悪評を流布するために「子どもを前線で殺すハマス」という隠れた真実にこそ目をとめるべきでしょう。

ハマスの息子
▼ 『ハマスの息子』/モサブ・ハッサン・ユーセフ著/幻冬舎

ユダヤ入門
▼ 『ユダヤ入門 ―その虚像と実像』/中川健一著/ハーベストタイムミニストリーズ出版部
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ジャンル : ニュース

テーマ : 時事ニュース

タグ : テロ エルサレム イスラエル イスラム過激派 パレスチナアラブ人 ユダヤ入門 ハマスの息子

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2016.02.15 Mon

2月14日 日曜礼拝

2月14日 日曜礼拝(41)
天候:晴れ

■賛美(聖歌より。括弧内は旧番号) 
・41(97)きたりてたたえよ
・474(461)ながしたまいし
・376(383)ちち・みこ・みたまの

■メッセージ:アモス書講解~神の祝福への反逆(アモス書2:9-16)
①エモリ人を倒す
②罪増し加わるのを忍耐する
③罪の言及しさばく

■まとめ 
・ 神の忍耐から私たちの忍耐の必要について考える。




前回(2:4-8)のまとめ
◆ 北王国イスラエルの罪は・・・
 A 弱者の虐待
 B 儀式的淫行
 C 乱痴気騒ぎ

・本日取り扱うのが4つ目の罪が「神の祝福に対する反逆」
①エモリ人を倒す
◆ 神の祝福に対する反逆
・これまでに挙げた北王国イスラエルの罪をしのぐ罪。
・神はかつて、カナンの先住民であるエモリ人を追い出した。
・彼らは並外れた体力ゆえに無敵の強さを誇っていた。
・彼らへの勝利の背後で、神の特別な恵みが働いておられたことへの言及。

・イスラエルの民は、自らの歴史を回顧することで神を賛美する唯一の民族。その中で、先住民カナン人の一つとされるエモリ人が、神にあって滅ぼされたことが示される。
・回顧を通して恵みを忘れないようにする。(詩篇136:17-21)

・それは「契約の成就」であり、別の言い方をすると契約を守ることでご自身を示される(ネヘ9:7-8)。

<参照 創世15:13-16>
※13節はエジプトの奴隷時代を予め指し示す。アブラハムの子孫。さらに厳密に読むと出エジ6章より、レビ→ケハテ→アムラム→モーセ・アロン(4代目)

②罪増し加わるのを忍耐する
◆ なぜエモリ人に代表されるカナンの原住民らは神によって除かれたか?

<参照 レビ記 >
Lev 18:27 あなたがたより先にいたこの地の人々は、これらすべての忌みきらうべきことを行なったので、その地は汚れた。

Lev 18:28 …この地が、あなたがたより先にいた国民を吐き出した…。

・神は罪が増し加わるまでさばきを忍耐される。つまり悔い改めを待っておられる。
・その原則は北王国イスラエルであろうと変わらない。これまでの力ある歴代の王たちの繁栄は、その背後におられる神の恵みである。

③罪の言及しさばく
・9節の「その上の実と下の根とを滅ぼした」は、完全な滅びを意味する表現。

・9節10節は本来【へ】アーノーキー(わたしだ)という強意代名詞で始まる。「私だ」に強調点がある同義並行詩。

・イスラエルの力は神の介入→アモスは歴史を通して証明した。それは交差平行法という表現でうたわれた。A「わたしは滅ぼした」→B「杉の木のように高く」、B「樫の木のように強かった」→A「わたしは滅ぼした」


◆ 具体的な罪への言及・・・神は2つの特別な集団を与えた。
・預言者:みことばを通して神のみこころを告知する人々。

・ナジル人:きよい生活の実践は「神が共におられる」というしるしとなった。
※ちなみに聖書に記される生まれながらのナジル人は、ヨハネ(ルカ7:33)サムエル、サムソンの3人のみ。

・「そうではなかったのか」は反語的表現であり、「もちろんです!」という答えを期待した質問。
・以上の恵みを踏みにじった罪を神は言及している。

・ナジル人には禁じられていた飲酒(民数6:1-3)を強要し、預言者には預言することを禁じた。11節・12節は先ほどと同様の並行句。※バプテスマのヨハネも同様の扱い(ルカ7:33)

◆ さばきの内容
・押しつぶされること。
・無力になって崩壊すること。
・「それなのに」は神の落胆とも受け取れる。

◆ まとめ
▼ 神の忍耐から私たちの忍耐の必要について考える。<参照 詩篇37:7、1ペテロ1:12>
・神の主権を認め、従うものにとって
① 忍耐は神の主権への応答である。
② 祈りの答えは時に「待て」であり、時に「否」である。
③ それでも神を信頼し続ける。

・神は罪によって滅びゆく魂を忍耐される。
 神は豊かに恵みを与えてくださる。私たちは心静めて謙遜に神のことばに耳を傾けるとき、もっともですとしか言えない。ゴルゴダに掲げられた御子の十字架と、3日後に女たちが見た主の復活の記事。そして使徒たちの歩みは唯一の救いがそこにあると、神自身が高らかに表している。今日学んだ9・10節、アモスを通して宣言されたさばきのことばにあるように、まさに「わたしだ!!」と言わんばかりではないか?

豊かに恵みを与え、「わたしだ」と宣言される神は、罪ゆえに滅びゆく魂一つひとつを忍耐してくださる。あなたはその忍耐に応答しませんか?神の忍耐の奥にある大きな愛に満たされて、それを表す歩みをしてみませんか?
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2016.02.15 Mon

異邦人諸国への祈り〈 タジキスタン共和国 〉

異邦人諸国への祈り《 6 》

 迫害が厳しい国々の状況を毎週ひとつずつ「クリスチャン迫害国 ワースト50」より紹介します。イスラエルに加えて、すべての人のために、すべての聖徒のために祈りましょう。
 参照・・・1テモテ2:1、エペソ6:18、ヘブル13:3


◆タジキスタン共和国(首都:ドゥシャンベ)
◆人口:860万人(クリスチャン9万7千人)/主宗教:イスラム教
◆政治体制:共和制/迫害の主体:イスラム過激派

 中央アジアで唯一ペルシャ語を公用語とするため、イランやアフガニスタンとの関係が深い。ソ連崩壊後に独立するも、内戦や干ばつ、自然災害で貧困状態が続く。

 9割が自称イスラム教徒で、ゾロアスター教や迷信の影響が大きいものの、モスクの数が伸びている。教会は政府への登録が必要だが通ることは稀であり、登録がなければ違法である。キリスト教文書の輸入や配布に制限があり、タジク人への伝道も禁止(2012年7月より)。 
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2016.02.08 Mon

喪に服す友を訪ねて(聖地旅行動画)

喪に服す友を訪ねて(聖地旅行動画)

新しい動画をアップしました。 今回はエルサレムの市場を散策した際の動画です。その後、喪に服しているユダヤ人のお宅を訪問することになりました。いつも聖地旅行をサポートしてくれるドライバーのヨッシーさん。お兄さんのことは残念でしたが、貴重な体験をさせていただきました。

ヨッシーさんはクリスチャンではなく、ユダヤ教の立場です。しかし毎年多くのイスラエルを愛するクリスチャンが学びにやってくるのを見て、妬みを覚えています(笑)。また忌むべき存在として教えらえた新約聖書が、読んでみると旧約と矛盾せず、自然につながっていることに気付きつつあるようです。

キリストを信じることは、ユダヤ人のアイデンティティを捨てることではなく、むしろユダヤ人が本来自然に選ぶべき道・・・。彼とその家族が真の光を見出せますように・・・



聖地旅行バナー

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2016.02.07 Sun

異邦人諸国への祈り〈 スリランカ民主社会主義共和国 〉

異邦人諸国への祈り《 5 》

 迫害が厳しい国々の状況を毎週ひとつずつ「クリスチャン迫害国 ワースト50」より紹介します。イスラエルに加えて、すべての人のために、すべての聖徒のために祈りましょう。
 参照・・・1テモテ2:1、エペソ6:18、ヘブル13:3


◆スリランカ民主社会主義共和国(首都:スリジャヤワルダナプラコッテ)

◆人口:2160万人(クリスチャン190万人)/主宗教:仏教

◆政治体制:社会主義共和制/迫害の主体:宗教的過激派

・1948年にイギリスから自治領セイロンとして独立し、1972年にスリランカ共和国に改称。政府とタミール・タイガーと呼ばれる反乱軍との25年間続いた内戦が2009年に終結したため、多くの人々が帰還した。

・近年、過激派仏教徒の迫害がエスカレートしている。
・憲法は仏教を優遇しつつ信仰の自由を保証している。しかし実際は少数派のクリスチャンに対する差別や教会の襲撃なども発生している。



礼拝2聖書アイコン
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2016.02.07 Sun

2月7日 日曜礼拝

2月7日 日曜礼拝(40)
天候:晴れ

■賛美(聖歌より。括弧内は旧番号) 
・41(97)きたりてたたえよ
・511(493)わがとも主イエスは
・376(383)ちち・みこ・みたまの

■メッセージ:アモス書講解~ユダとイスラエルのさばき(アモス書2:4-8)
①南王国ユダへのさばき
②北王国イスラエルへのさばき

■まとめ 
・時代の風にながされない正気の態度~建国記念日の意義をめぐり



◆ さばきの記事のアウトライン
・内容はアモスを通して語られる周辺諸国に対するさばきの預言。
・それらは繰り返しの詩であり(ユダヤ的文学表現)、同時に段階を経て重みが増している。
・さばきの理由は神の民イスラエルに対して取った行動と神への不従順。
・記事の順番は最初に北イスラエルとは関わりの薄い三国。次いで北イスラエルと親戚関係にある三国。そして兄弟関係にある南ユダと、北イスラエル。
・さばきは等しく下る。しかしその立場によって重さの違いはある。

・罪の内容は、主の教え(トーラー)つまりモーセの律法を捨てたこと。
・先祖たちが従ったまやかしもの(偶像)を礼拝し、それによって惑わされた。
・その罪ゆえに火で滅ぼされる。前586年バビロン捕囚。

①南王国ユダの罪
・南ユダの末期(前600年代)の預言者ハバククはその状況を「暴虐」「暴行」「闘争」と表現していた。彼はそのような状況にひどく心を痛めていた。

◆参照 アモスと同時代を生きた預言者ミカ
・彼はアモスと同じく南王国ユダの出身(モレシェテ)で、南北両方に対して預言を語った(ミカ1:1)。
・南ユダもまた北イスラエルを犯した偶像という罪が蔓延している。
・神から特別な使命に選ばれているというだけで、さばきを免れるわけではない。多くを任された者には多くのことが要求される。(1ペテロ4:17)
・自らの信仰の歩みについて吟味するとき。
・受けた恵みを無駄にすることなきように。
・キリストを通してなされた神の恵みの大きさ。それは、まだ救われていない人々の終わりがいかに悲惨なものかをも表わしている。
・ゆえに福音伝道への励みとしたい。

②北王国イスラエルの罪
a 弱者への虐待
申 16:19 ”あなたはさばきを曲げてはならない。人をかたよって見てはならない。わいろを取ってはならない。わいろは知恵のある者の目をくらませ、正しい人の言い分をゆがめるからである。”

b 祭儀的淫行
・一般の姦淫の強調ではなく、「聖なる名を汚すこと」に強調がある。
・バアル祭儀の性的行為に関するものである。神殿娼婦と床を共にすることを通して、豊穣を求める。
・父子で同じ女性と交わることも当然あった。それに対するいましめはレビ記18:7、15、20:11など。

c 乱痴気騒ぎ
・豊穣を求める祭儀に伴い、酔っ払い、契約に伴う主との信仰を忘れている。
出エジ 22:26 ”もし、隣人の着る物を質に取るようなことをするのなら、日没までにそれを返さなければならない。”

申命記 24:12-13 ”もしその人が貧しい人である場合は、その担保を取ったままで寝てはならない。””日没のころには、その担保を必ず返さなければならない。彼は、自分の着物を着て寝るなら、あなたを祝福するであろう。また、それはあなたの神、主の前に、あなたの義となる。”
・罰金という不正の口実で得た酒を、神の宮で飲んでいる。

d 神の祝福への反逆(預言者とナジル人への態度)2:9-12
・飲酒の強要(参照 民数6:1-3)
・このような状態がありながら、さばきを受けないでいたイスラエルの民に、さばきの預言を下そうとしている。

◆まとめ
時代の風にながされない正気の態度~建国記念日の意義をめぐり
1ペテロ 4:7 ” 万物の終わりが近づきました。ですから、祈りのために、心を整え身を慎みなさい。”

・日本の実際の建国日は明確ではない。そのため建国神話をもとに、建国記念の日が定められた。
・古事記や日本書紀で初代天皇とされる神武天皇の即位日が、日本書紀に紀元前660年1月1日 (旧暦)とあり、新暦に換算した日付が2月11日。
・第二次世界大戦後の1948年(昭和23年)に占領軍 (GHQ)の意向で廃止された。
・その後、復活の動きが高まり、「建国記念の日」として、1966年(昭和41年)に国民の祝日となり翌年から適用。(参考:主権回復の日)
・現在の歴史学では、神武天皇が実在した人物・史実であるとは考えられていない。

クリスチャンが建国記念日を快く思わないことについて、ある者からすると非国民のように思われるかもしれない。しかし科学の時代にあって、以上のような神話の人物の即位日という根拠の上にある祝日をどう思うか?記紀についてみなさんどれだけ知ってますか?

宇宙も含めたこの世界と、あらゆる命が唯一の創造主によって育まれたと信じる私たちクリスチャンにとって、この祝日の根拠は偶像礼拝に他ならないと理解する。国家を受け入れられないのではない。世界観の違いであり、むしろクリスチャンは普通の人以上に「同胞に神の愛を」と祈わなくてはならない。

ある異端のグループは聖書は国家を否定していると教える。本当か?――――
「国」ができたのは、イスラエルにサウル王が置かれるはるか以前、またモーセにあってイスラエル国家が召し出されるはるか以前であり、ノア契約(創世記9章)の結果である。新約聖書において、偶像礼拝にならない限り国家に忠実に従い(ロマ13章)、国家が真の神に導かれることを願う(1テモテ2章)のがクリスチャンの使命と教えられる。

十字軍時代に見られるようにかつての教会は、ユダヤ人を改宗させそのアイデンティティを捨てるよう強要したが、それは誤りであった。多くのクリスチャンが2/11を「信仰の自由の日」と理解する。私もまた真の神(八百万の神でも仏でもなく)がまだ見捨てておられないこの日本の存在を感謝し、クリスチャンが今も置かれている理由を考えたい。そして国の行く末(政治面と霊的面で・・・)を祈り、またそこに住むまだ救われていない魂がキリストにあって救われることを祈る日としたい。

教会は世に召し出された者の集まりであり、世はそれを憎む(ヨハネ15章)。ゆえにまず教会はいかなる形であれ迫害や抵抗(1ペテロでは「さばき」)にあうだろう。しかしそれはクリスチャンを精練する炎でありそこには希望がある。

それに対してキリスト信じない者たちに待っているさばきの炎と滅びは、前者に比べてなんと悲しく絶望的な終局であろうか?キリストが十字架上で流した血を、そして示された神の愛を、無駄にしてはならない。恵みを無駄にしてはならない。

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